金融機関顧客向けスマホアプリのプロトタイピング制作
金融業向けのスマホアプリのインターフェース設計になります。4週間のスプリント案件となり、スタートダッシュがとても重要な案件でした。この案件ではスタートするタイミングでお客様側での要件の洗い出しと実装イメージがある程度固まった状態で始めることができましたので、短い期間ではありましたが制作パフォーマンスを最大限に高めることができたのではないかと感じております。
また、本件で非常にありがたかったのは、システム担当の方、営業担当の方、最終決済を行っていただく方の3名が常に打ち合わせに参加していただけたことで、そのおかげでフィードバックをリアルタイムで頂け、制作スケジュールに間が空くことなく当初の予定通りのスケジュールで想定通りのアウトプットを仕上げることができたのではないかと思います。これはオンラインが主流になった最近の案件のなかで制作サイド目線としてもとてもやりやすい環境を与えて頂いたと感じました。
このような短期案件では4週間を等分したリソースで進行してしまうことは極力避けるように心がけています。他の仕事との兼ね合いやタイミングもありますが、4週間のうちのはじめの1週間に予定する半分くらいのリソースを投入して8割がたまで持っていくような気持ちで進行するよう心がけています。万が一、方向性が違った、もしくは変更があった場合でも吸収できるからです。また、初期にそれなりのところまで持っていくことで、お客様の方でもいままで気づかなかったことや、検討すべき課題が早期に洗い出され、早い段階でお客様の方でも検討する時間が取れるというのも良いところかと思います。
このアプリが使用される局面はBtoC向けでありますが、オンラインで顧客とのコミュニケーションと取ることができるということは業務改善の意味や営業促進といったBtoEの側面もあります。そういった製品を金融業向けに開発しているので販売先はBtoBとなります。BtoBtoC(E)という感じでしょうか。