工場生産効率化シミュレーションの検討用インターフェース設計
この案件は大規模工場の生産効率化のシュミレーションを行うためのシステムのインターフェース設計になります。大規模工場では最終の成果物が組みあがる前に多くの工程が存在しており、特に工場内の加工機器が備え付けられた場所を起点に生産を行う場合の素材や中間成果物のストック場所、また搬送経路などの最適化をシュミレーションできるようにします。
工場内をブロックで分けて移動距離を設定し、工程から工程への経路を描くことにより、トータルの生産時間を計測しながら、在庫がたまらない程度の最適な経路を検討します。
工場系のシュミレーション設計で非常に興味を持ったのが、生産性というものは、単純に最速でくみ上げるためのものではなく、その日の生産予定に合わせた最適な人員配置と工程管理、また中間成果物のストックをいかに抑えたうえでその日の生産予定個数を時間内に仕上げることができるかということです。速さではなく、すべてにおいて無駄がないように調整するという考え方は非常に勉強になりました。