自社ソリューション紹介サイトのリニューアル設計とCMS調整
本案件は少し特殊なかたちで、7~8年前に構築されたWordPressサイトのフロントを改修したいという与件でした。現在のWordPressには本体やプラグインの自動アップデート機能がありますが、当時はそのようなものがなかったということとクライアント側の管理画面でプラグインをアップデートすることで動かなくなってしまう危険性を考慮してアップデートが凍結されたまま、WordPress本体も使用されているプラグインも当時の構築された状態のままのバージョンで現在も運用されておりました。
予算の関係上、フルリニューアルすることができないということでしたので、お客様のほうでの要望をいったん聞いたうえで現状のWordPressのコントロールパネルでの設定情報や、サーバーで稼働しているソースコードの確認を行いWordPress固有のPHPコードには触らず、CSSの追記と使用画像の入れ替え、また既存のページ機能を生かしての新たな導線の作成がメインとなりました。
WordPressはたしかに、現在は本体やプラグインの自動アップデート機能がありますが、ある意味静的なサイトでは起こりえないさまざまな事象が起こってしまう可能性があることも否めません。フロント側制御系プラグインを使わずにベーシックなつくりにすれば、その事象も極限まで回避できますので結果お客様にとっても良い結果になると思います。NANAKAZOKUでもフロント制御系プラグインは会員制サイトの構築などで使うケースもありますが、デフォルトでは見た目も整えることができないので、大概プラグインの中身にも手を入れてしまいます。その場合にはそのプラグインの自動更新はオフにしておき、こちらの決めたタイミングで手動での更新と調整を行うようにしております。